今回はHTMLの「タグ」と「要素」の違いについて整理してみようと思う。
HTMLのタグとは?
タグは<(小なり記号)と>(大なり記号)で囲まれている部分のことを言う。
- <p>
- <a>
- <ul>
などが挙げられる。
開始タグと終了タグがある
「タグ」には開始タグ(<p>など)と終了タグ(</p>など)があり、終了タグには</~>と/(スラッシュ)が入るのが特徴だ。
「タグ」と呼ぶ時は開始タグと終了タグを合わせたものを指すそうだ。
「タグ」と呼ぶ時は<span>~</span>と開始タグと終了タグに挟まれているコンテンツに関しては一切含まない。
HTMLの要素とは?
ではHTMLの「要素」は「タグ」と何が違うのだろうか?
答えは簡単で、図で見るとすぐに理解できるはずだ。
「要素」と呼ぶ時は
「タグに加えて、開始タグと終了タグに挟まれたコンテンツを含む全体」
を指すのだ。
「タグ」と呼ぶ時は開始タグと終了タグのみを指して、間のコンテンツは含まなかった。
一方、「要素」と呼ぶ時は開始タグと終了タグに加えて間のコンテンツを含む!
これが「タグ」と呼ぶ時と「要素」と呼ぶ時の違いなのだ。