
今回は意外と知らない人が多い非表示になった行のフィールドラベル表示を再度表示させる方法について紹介する。
Tableauでグラフや表を作成する中で「この行のフィールドラベルは不要だな。」と考えて非表示にした後で「やっぱり必要だった。」と再表示させたい時はたまにある。
そういう時に行のフィールドラベルの再表示方法がわからず、無駄に時間が掛かってしまうという場合がある(以前の私(笑))
知ってしまえばすごく簡単なので、そのやり方をまとめておこうと思う。
行ラベルを再度表示させる方法
一度非表示にした行のフィールドラベルを再表示させる方法は2つある。
- 行のフィールドラベルが設定されていた範囲を右クリックして表示させる方法
- メニューの「分析」→「表のレイアウト」から表示させる方法
1については行のフィールドラベルを非表示にする方法とほぼやり方は同じなので、直感的に行っている人は多いと思う。
ただ、1の方法が使えない時がたまにある(私は何回かそれに遭遇して「あれ?いつもこれで出来るのに、、、」とテンパったことがある(笑))
そういう時のために、2のメニューの分析から再表示させる方法を知っておいてもらいたい。
①行のフィールドラベルが設定されていた範囲を右クリックして表示させる方法
今回は下記シートの行のフィールドラベルを非表示にした上で、再度表示させていく。
下図では「オーダーの年」や「出荷ステータス」、「カテゴリ」という行のフィールドラベルが表示されている状態だ。
これを下記のように行のフィールドラベル上で右クリックして非表示にする。
では、非表示になった行のフィールドラベルを再表示させていこう。
方法はとても簡単で、上記方法で非表示にした手順と逆の手順を行うだけだ。
この方法が一番手っ取り早い方法だ。
ただ、複雑なグラフや他の人が作ったシートなどでは、たまに「行のフィールドラベルを再表示させる」自体が表示されないことが何度かあった(ただの不具合かもしれないが(笑))
その場合はこれから紹介する②の方法で再表示させる。
②メニューの「分析」→「表のレイアウト」から表示させる方法
次にメニューの分析から行のフィールドラベルを再表示させる方法をやっていこう。
先ほどと同様に行のフィールドラベルが非表示の状態で、下図のようにメニューの「分析」→「表のレイアウト」→「行のフィールドラベルを表示する」をクリックすればOKだ。
これで行のフィールドラベルを表示させることが出来た。
まとめ
今回は行のフィールドラベルの非表示/再表示の方法を紹介した。
特に②の方法として紹介した、メニューの「分析」→「表のレイアウト」では行のフィールドラベルの非表示/再表示や空の行や列を表示させる、ということも出来る。
意外と使う場面が多いので、「分析」→「表のレイアウト」でどんな設定が出来るかは一度確認しておくのがおすすめだ。