今回はダッシュボード上のフィルター表示形式を変更する方法について。
【Tableau】ダッシュボードにフィルターを表示させる方法をわかりやすく解説 の記事でダッシュボード上にフィルターを表示させる方法を紹介した。
ダッシュボード上にフィルターを表示させたら、それを適切な表示形式に変更して配置する必要がある。
文字列型のフィールドのフィルター表示形式だけでも下記のような種類がある。
- 単一値（リスト）
- 単一値（ドロップダウン）
- 単一値（スライダー）
- 複数の値（リスト）
- 複数の値（ドロップダウン）
- 複数の値（カスタムリスト）
- ワイルドカード一致
詳しい表示形式の違いは【Tableau】ダッシュボードのフィルター表示形式の違いをわかりやすく解説！の記事で詳しく解説している。
本記事では上記種類があるフィルターの表示形式の変更手順を紹介する。
Contents
フィルター表示形式の変更方法
まず前提として下記のようにダッシュボード上に都道府県フィルターが表示されている状態からスタートする。
もしダッシュボード上にフィルターを表示する方法を知りたい場合は【Tableau】ダッシュボードにフィルターを表示させる方法をわかりやすく解説を参考にしてほしい。
ダッシュボード上のフィルターの表示形式の変更は簡単で、たった3ステップで完了する。
- 対象のフィルターをクリック
- 「その他のオプション」メニューを表示
- フィルターの表示形式を選択
1つずつ確認していこう。
ステップ１：対象のフィルターをクリック
まずダッシュボード上に表示されているフィルターをクリックする。
クリックすることでフィルター自体が選択された状態となり、右上にメニュー（下図の赤枠部分）が表示される。
ステップ２：「その他のオプション」メニューを表示
次に表示されたメニューの▼ ボタン（その他のオプション）をクリックする。
これによりフィルター設定の詳細メニューが表示される。
現状はフィルターの表示形式は「複数の値（リスト）」にチェックがついていることがわかる。
ステップ３：フィルターの表示形式を選択
最後に指定したいフィルターの表示形式を選択すれば、表示形式の変更は完了だ。
今回はフィルターのスペースをあまり取らないドロップダウン形式を選択したい。
そのため、詳細メニューの「複数の値（ドロップダウン）」をクリックする。
クリックすると詳細メニューは自動で閉じられて、下記のようにフィルターの表示形式が変更される。
これでフィルターの表示形式変更の手順は完了だ。
今回はドロップダウン式のフィルターを選択したが、表示形式は下記のように複数あるので目的に沿った表示形式を選択してほしい。
まとめ
実務でダッシュボードを作成する際のフィルター設定には基本となる手順がある。
- ダッシュボード上にフィルターを表示させる
- フィルターの表示方法を変更する（ドロップダウン等に）←本記事の説明対象
- フィルターの場所をダッシュボード上部や左右に配置する
- ダッシュボード全体にフィルターを適用する
- 関連値のみが表示されるようにする
- 適用ボタンを設定する
今回はその内の「フィルターの表示方法を変更する」について紹介した。
他のフィルター設定関連の記事も参考にダッシュボードのフィルター設定を使いこなせるようになってもらえれば幸いだ。
